VIRTUAL SPACE

気候変動は、今や世界中で取り組むべき大きな課題となっています。2015年には「パリ協定」が採択され、世界の平均気温上昇を2℃に抑える目標、1.5℃に抑える努力を追及することを掲げました。日本も2050年までに温室効果ガスの排出ゼロを目指す「カーボンニュートラル」を宣言し、政府や企業による対策が加速しています。さらに、私たち一人ひとりの行動が地球環境を守るために必要となります。EPIを利用して私たちの日常生活の小さな工夫が、地球環境にどのように貢献するのか、仮想空間の中で実感していきましょう。

EPIでは個人の行動を登録することで、環境貢献度を可視化できます

近年の気温上昇や異常気象に代表される地球温暖化の主な原因は、化石燃料の使用によって大量に排出される温室効果ガスです。
環境省のデータによると、日本で排出される温室効果ガスの約9割は二酸化炭素(CO₂)で、電力の使用による排出がその多くを占めています。電力の使用量を削減することが、CO₂の排出量の削減につながり、地球温暖化の抑制に大きな効果が生まれます。
環境省のデータによると、日本で排出される温室効果ガスの約9割は二酸化炭素(CO₂)で、電力の使用による排出がその多くを占めています。電力の使用量を削減することが、CO₂の排出量の削減につながり、地球温暖化の抑制に大きな効果が生まれます。

CO₂排出量の増加は、開発や伐採などによる森林面積の減少が大きな要因です。大気中のCO₂は、樹木や植物が成長する過程で吸収されるため、森林の保全や植樹活動なども温室効果ガスの削減に効果的なのです。
また企業だけでなく私たち一人ひとりが排出量の削減に取り組むことが、とても大切です。日常生活の中で節電(省エネ家電の使用)や節水などを心掛けることが電力やエネルギーの消費を抑え、環境課題の解決につながるのです。
また企業だけでなく私たち一人ひとりが排出量の削減に取り組むことが、とても大切です。日常生活の中で節電(省エネ家電の使用)や節水などを心掛けることが電力やエネルギーの消費を抑え、環境課題の解決につながるのです。

EPIでは、個人の行動を登録することで、樹木成長への貢献を実感できます

都市部の気温が異常に高くなるヒートアイランド現象も、地球温暖化が引き起こす深刻な問題です。
アスファルトやコンクリートの蓄熱、エアコン使用による排熱によってエネルギー消費も増大しています。
環境省の調査では、都市部の地表温度が周辺より平均で5〜10℃も高くなっていることがわかっています。
アスファルトやコンクリートの蓄熱、エアコン使用による排熱によってエネルギー消費も増大しています。
環境省の調査では、都市部の地表温度が周辺より平均で5〜10℃も高くなっていることがわかっています。

こうした状況を改善するためには、冷房の過度な使用を控え、通風や断熱対策を行うことが大切です。
また、自宅や職場の屋上・壁面の緑化を進め、植栽を増やすことも効果的です。
都市の気温上昇を抑え、熱中症などの健康被害やエネルギー需要の増加を防ぐことで、住みやすい街づくりが進み、環境への負荷が少ない社会の実現につながります。
また、自宅や職場の屋上・壁面の緑化を進め、植栽を増やすことも効果的です。
都市の気温上昇を抑え、熱中症などの健康被害やエネルギー需要の増加を防ぐことで、住みやすい街づくりが進み、環境への負荷が少ない社会の実現につながります。

EPIでは、個人の行動を登録することで、ヒートアイランド現象の緩和への貢献を実感できます

さらに地球温暖化は海にも影響を与えています。
NOAA(米国海洋大気庁)によると、1993年以降、世界の平均海面は年に約3.3mmのペースで上昇しており、南極やグリーンランドの氷床融解や海水の熱膨張が主な原因であると警告しています。これにより、沿岸地域では浸水のリスクが高まり、生態系や人々の暮らしに深刻な影響を及ぼしています。

EPIでは、個人の行動を登録することで、海面上昇緩和への貢献を実感できます

また地球温暖化による気候変動によって、多くの動植物が本来の生息地を追われています。IPCC第6次評価報告書では、地球温暖化の影響で5℃上昇すると、今世紀末までに陸域生体系の生物種のうち最大48%が絶滅の危機にさらされる可能性があると警告しています。海洋及び沿岸域の生態系でも、3℃上昇すると生物多様性喪失のリスクが非常に高くなると言われています。ホッキョクグマはその代表例で、氷が溶けることで生活域が失われ、生存が脅かされています。

私たちは、こうした生態系への影響を少しでも抑えるために、日々の暮らしの中で自然に配慮したエコツーリズムなど環境負荷を減らす選択が必要なのです。また動植物の保護に取り組む団体への支援なども大切かもしれません。私たちの行動が社会に広がれば、多様な生き物と共に暮す地球環境を守ることができるのです。生物多様性は私たちの生活基盤を支えており、その豊かさを守ることは、自分たちの未来を守ることにもつながるのです。

EPIでは、個人の行動を登録することで、絶滅危惧の恐れのある生物救済への貢献を実感できます

このように、私たちの暮らしは地球温暖化や気候変動と密接に結びついています。2022年時点では、日本は温室効果ガスの排出量が世界全体で5番目に多い国となっています。2013年以降から2023年を見ると、国内のCO₂の排出量は徐々に減少傾向です。しかし、一人ひとりのライフスタイルの見直しによってさらに削減できる余地があります。

日々積み重ねた行動は、樹木の成長を通して全体の貢献度として可視化されます

国や企業の取り組みだけでなく、私たち一人ひとりの行動や選択によって、未来の気候変動リスクの低減だけでなく、社会全体の価値観を変えることで健康や経済面でも恩恵が得られるのです。子どもたちの世代が安全な空気を吸い、美しい水と自然の中で生きられる。そんな地球環境を守るために、EPIはあなたの行動を環境課題の解決へと導きます。

地球環境に貢献している実感を持つことで、環境への意識が高まり、一人ひとりの行動も変化していきます
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